Windy.com   ダイビング活用編

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ダイビングに絶対お勧め! 無料 天気予報 アプリ『WINDY ウインディ』風速・波・海水温・気温・天気・海流・潮流を予測。

ダイビング中の波やうねりに対する安全対策をご紹介します。

ダイビング エントリー&エキジット

波やうねりのある場所でエントリー、エキジットする時は、波の小さなタイミングを狙うのが基本です。

とくに波打ち際(サーフゾーン)は波の力が大きいので、できるだけ早く抜けるようにしましょう。

また、ボートダイビングの場合は、エントリー、エキジットしたらうねりでボートにぶつからないように、すぐにボートから離れるようにします。

エントリー前にWindy.com の気象レイヤーの項目の波(波浪)、うねり、うねり2、うねり3、風浪で当日の気象情報を調べて安全なダイビングを心がけましょう!!

ダイビング エントリー&エキジット

 

波浪とは?

波浪は風によって直接発生した波(風浪)と、遠くの場所でできた風浪が伝わってきてなだらかな丸みを帯びた波(うねり)をあわせたもので地形の影響を受ける、つまり波浪には風浪とうねりの2種類がある。

①風浪(ふうろう):
風によって起きる波を風浪(ふうろう)

②うねり:
他の海域で風によって起こされた波が伝わってきた波はうねりと呼ばれる、うねりの代表例としては、 暴風の余波で起こる波や土用波などがある。うねりは、風浪に比べて周期も波長も長い。

Windy.com 波、うねり、うねり2、うねり3、風浪とは?

Windy.com の気象レイヤーの項目の波(波浪)、うねり、うねり2、うねり3、風浪の定義は下記のとおり。

波(波浪): すべての波の種類 (うねりと風浪) の有義波高とその周期。海岸線に近い場合、実際の高さは海底の形状に影響されます。

うねり(Swell1 :その時点で局所的な風の影響をあまり受けない、風によって生成された機械的な波で構成されます。それらは別の場所で生成され、しばらく前に発生し、通常は長距離を移動します。

うねり2(Swell2 :Swell1 以外の場所ではなく、遠くの風によって発生したうねりのこと、Swell1 とは高さ、方向、周期が異なります。

うねり3(Swell3) : Swell1 や Swell2 とは高さ、方向、周期が異なる別な二次的なうねりの事。

風浪: 風によって生成される波は、水域 (海、海、湖など) の表面で発生する表面波です。それらは、水面の領域に風が吹くために発生します。風浪は風によって生成され、方向を示します。風が吹かなくなった後の波浪をうねりといいます。

引用先:Description of weather overlays

Windy.com 波、うねり、うねり2、うねり3、風浪の実例

基本的には波のメニューの「」をみれば良い。波のサイズや波の向きが、ポイントにどのくらいのサイズでどの角度入ってきているかを意識しながら確認します。

ポイントの場所、向き、地形などの環境によって、うねりの影響も変わると考えます。そのため、あるポイントでは「うねり2」が予想するのに効果的な場合もあれば、別なポイントでは「うねり1」が参考になる場合もあると考えます

ダイビングと波の高さ(波高)の目安

安全にダイビングでエントリーできる目安はベタ凪から1.2m迄です。1.5m以上が白波が立っているレベルでは危険です。又、風向きがオフショアの場合は1m以上でも危険です。

メートル(m) フィート(ft) 体の部位の高さ ダイビング レベル
0.3048 0ft フラット 初心者
0.6096 1ft スネ 初心者、中級者
0.9144 2ft ヒザ〜モモ 中級者
1.2192 3ft コシ〜ハラ 中級者
1.524 4ft ムネ〜カタ 上級者

ダイビングと波の周期(間隔)の目安

平時の海のうねりの間隔(波周期)はおおむね3秒前後。この程度の数値だとうねりではなく風波、波の周期(間隔) 6秒迄は風波で、それ以上だと波の周期(間隔)が上がると波の速度も増すからそのパワーも上がっていく。10秒を超えたときはダイビングには危険なうねりです。

うねりの周期 解説
6秒以下
ぐちゃぐちゃした見た目
ダイビングに適した弱いうねりです。
このレンジの予報が出ている地域では、海面が荒れて、強いオンショアが吹いていること。
7〜9秒
風波、バラつきのある波
風波のレンジです7を超えるとかなりのうねりを感じる、ダイビングのできる限度のうねりです。
10秒〜
おおきなうねりのある波
強い風を受けて少し距離のある場所で発生したうねりです。遠く離れた場まで届くエネルギーがあります。

ダイビングには適さないうねりです、ダイビングを中止して即時、エキジットします。

ダイビングと有義波高

通常、天気予報などで使う波の高さは有義波高で表現される。

有義波高は全ての波高のうち大きい方から順に並べて上位1/3の平均した値である、人が直感的に感じる波の高さに近い。

しかしながら、この便利な「有義波高」でも、それより大きい波や小さい波は発生する、例えば、10波に1波は有義波高の1.3倍、100波に1波は有義波高の1.6倍、1000波に1波は有義波高の2倍となる。

又、数千あるいは数万波に1波は有義波高の数倍となることもあり、これを一発大波(いっぱつおおなみ)と呼んでいます。

よって「今日の波高は1mです」と言われていても、1000回に1回は、高さ2mの波が来る可能性があるわけでビーチでのエントリー/エグジットのときは、きちんと沖を見て、高い波が来ていないかどうかを確認します。さもないと、まさに波打ち際で想定外の大きな波にさらわれたり、ひっくり返されたりしかねないということです。

ダイビング  オンショア、オフショア

ダイビングに行く場合はWindy.comで風向きを確認して風向きがダイビングに適した風力、風向あることを事前に確認してください。

オフショア(岸から海に向かって吹く風)はダイビングの場合、強いオフショアでは岸に戻れない
危険性があります。

オンショア(海から岸に向かって吹く風)はコンディションが乱れぐちゃぐちゃとした波になる。

ダイビングの場合、強いオンショアでは沖にでられない可能性があります。

ダイビング 海水温の確認

実際の時刻に推定された海面温度。海岸線に近い場所では、実際の値は海岸線や海底の形状、風や波の影響を受ける。
ダイビング前に事前にWindyを使って海水温を確認してから最適なウエットスーツを選択する。

通常は深度が深くなると水温が低下します。

しかし、海面付近には深さ方向に水温変化の少ない層、表層混合層があります。

日本の場合は夏季には、海面付近の海水が、日射により温められ、海面付近と下層の温度差が大きくなるため、表層混合層は薄くなります。

冬季には海面で海水が冷却され、また海上を吹く風によって上層と下層の水が活発にかき混ぜられるため、厚い表層混合層が形成されます。

ダイビング 海水温の確認

ダイビング 海水温とウエットスーツ

快適にダイビングできる海水温と適合ウエットスーツは下記のとおり。

ダイビング~風裏を探す!

ダイビングでは強いオフショア(岸から海に向かって吹く風)では元の岸の戻れなくなる為、エントリーしない。
そこで少しでも風の弱い場所を探す時にWindyを使って風裏を探します。

例えば下の左画像のポイントは風速5m/sであるが島の反対側のポイントに白い点〇をクリックして移動させると風速3m/sの風の弱いポイントが探せます。

ダイビング 水面移動

水面移動をするダイバーを波やうねりが押し返してくることがあります、そんな時は無理に前に進もうとするのではなく、進行方向と同じ方向に動く波に上手く乗ればスムーズに進むことができます。

沿岸では潮流の影響が大きいので事前にWindyを使って潮流の流れを確認してから無理のない水面移動を行う。

ダイビング 水面移動  潮流

まとめ

天気予報アプリWindy.comは無料は世界中の気象情報をビジュアル化された画面で一目で天気状況を教えてくれるアプリです。

ダイビング等のアウトドアスポーツに出かける時に用いれば危険な状況を避けことができ安全で楽しいアウトドアスポーツができる天気予報アプリです。

但し、Windy.comだけで過信する事は禁物です、気象庁その他の天気予報も併せて確認して下さい。

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