日本の南海上には、2つの台風(9号:フィリピンの東、10号:関東の南東海上)があり、台風10号が今夜(27日)にかけて関東に最接近、あす(28日)は東北に最接近する見込みです。上陸する恐れはありませんが、熱帯由来の非常に湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定。急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風、海上は高波に注意が必要です。また、今後24時間以内に新たな台風が発生し、ダブル台風からトリプル台風となる見込みです。
【Windy.com】ハリケーントラッカーでハリケーン予想を表示
ハリケーン予想を【Windy.com】で表示するにはハリケーントラッカーを使用します。
ハリケーントラッカーを使うには画面右上に縦に並んでいるアイコンのうち、[3D]と書かれたボタンのすぐ下にあるアイコンをクリックします。
するとハリケーントラッカーの画面になり、ハリケーン情報が重ねて表示される。
ハリケーントラッカーは大西洋、東太平洋、西部太平洋、インド洋、南半球の熱帯低気圧に関する最新情報を提供しています、追跡チャートを表示するには、最新の位置と強度を得る予報をチェックしたり、衛星画像を表示します。
【Windy.com】 台風10号(DAMREY)の予想
台風10号は、27日午前9時現在、日本の東にあって、1時間に45kmと自動車並みの早い速度で北西へ進んでいます。今後も北上を続け、今夜(27日)午後9時には千葉県銚子市の東へ進み、あす28日には暴風域を伴いながら岩手県の東の海上へ進む見込みです。その後は、偏西風に流され、日本の東海上へ離れ、30日には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。
ハリケーントラッカーの表示時に左側には現在、発生しているハリケーン、熱帯暴風がリストとして表示される。
例として台風10号(DAMREY)をクリックすると下記の予報が表示される。
ハリケーン 時間経過を確認する
Windy.comでは現在から10日後までの風の動きを予測してくれます。
画面のいちばん下に現在を起点とするタイムスケールがあり、再生ボタンをクリックすると今後風向きや強さがどのように変化していくかがよくわかります。
ハリケーントラッカーモードでもアニメーションは有効なので、進路予想図と重ね合わせて表示することで、よりイメージしやすくなりました。
下が 台風10号(DAMREY)の8月28 日 進路予想図です。
ハリケーン 予想進路の違いを気象予報機関毎に比較
ハリケーントラッカーのリストのところにJMA、UKM,BoM-A、ECMWFの4つのボタンがあります。
これを切り替えることと気象予報機関ごとのハリケーンの進路予測の違いを確認できます。
JMA
Japan Meteorological Agency(日本の気象庁)
BoM-A
Bureau Of Meteorology Australia(オーストラリア気象局)
ECMWF
European Centre for Medium-Range Weather Forecasts(欧州中期予報センター)
UKM ( United Kingdom Meteorological ) イギリス気象庁
ハリケーンの予想雨量
Windy.comのデフォルト表示は風ですが、画面右側のアイコンで[雨、雷]を選ぶことで、降雨量の予測も表示できます。
最近は地球温暖化の影響で洪水、土砂崩れが世界各地で発生しています、特にのハリケーン時は非常に大量の雨が降ると予想されるのでWindy.comで事前に確認して下さい。
下が風から雨・雷モードに変更した時の表示です。
【Windy.com】ハリケーントラッカーでハリケーンを事前チエック!!
【Windy.com】ハリケーントラッカーでハリケーンの進路や雨量を確認して事前に災害に備えてください。
モバイル版でも十分に貴重な情報を得ることができるのでTV等での天気情報と合わせて防災に役立ててください。
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